総務省の令和5年住宅・土地統計調査によると、福島県の空き家は約13.1万戸、空き家率は15.2%でした(全国は13.8%)。このうち、賃貸用でも売却用でもない「その他の空き家」は約6.3万戸にのぼります。
福島県で空き家が増える背景
- 人口減少と高齢化で、実家を継ぐ人がいない
- 相続のあと、県外在住の相続人が管理できないまま年数が経つ
- 震災や避難をきっかけに、住まなくなった家がそのままになっている
- 広い敷地の古い戸建てや、雪国の大きな家は、売りにくく壊しにくい
空き家を放置するリスク
建物の傷みと近隣への影響
人が住まない家は換気や掃除がなくなり、雨漏り・シロアリ・カビが進みます。屋根材の落下や、会津地方などの積雪地では落雪・倒壊による事故のおそれもあります。
税金や行政指導
2023年12月施行の改正空家法で、放置されて傷んだ空き家は「管理不全空家」として指導・勧告の対象になりました。勧告を受けると、固定資産税の住宅用地の特例(軽減)が受けられなくなる場合があります。
維持費と資産価値
誰も住んでいなくても、固定資産税、草刈りや庭木の手入れ、保険、現地へ通う交通費がかかり続けます。傷みが進むほど、売れる価格は下がりやすくなります。
最初にやること
- 名義人と、相続登記が済んでいるかを確認する
- 外観・室内・屋根まわりの写真を撮り、傷みの状況を残す
- 売る・貸す・壊す・管理するのどれが現実的か、選択肢を並べる
- 早めに専門家や買取会社に相談する
出典:総務省「令和5年住宅・土地統計調査」。
福島の空き家に関するポイント
- 空き家率は全国平均を上回り、「その他の空き家」も約6.3万戸ある
- 放置すると、建物の傷み・税負担・行政指導のリスクが重なる
- 早く動くほど、選べる出口(売却・賃貸・解体・管理)が多い
よくあるご質問
Q. 空き家は、住んでいなくても税金がかかりますか?
はい。固定資産税は、住んでいるかどうかに関係なく、所有者にかかります。
Q. 空き家のまま、しばらく様子を見てもいいですか?
状態が良いうちは選択肢が多いですが、傷みが進むほど売却額が下がりやすく、管理の手間も増えます。早めの現状把握をおすすめします。
※制度や金額は改正・変更されることがあります。最新の内容は、国・福島県・各市町村の公式サイトや、税理士・司法書士などの専門家にご確認ください。
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